患者の声

40代女性 線維筋痛症

久しぶりの外出への適応やワークショップとアクションプランなどになじむために6週間と言う期間はもとてもよかった。変化が(小さなものでも)起こるのに必要な時間であると思う。また、アクションプランでは現実性のある計画を現実的に運営することのよい練習になった。このアクションプランという考え方で自信を積み上げていくうちに「病気を持っていること」を受け入れたいという気持ちになった。そのことでどれほど肩の荷が降ろせたことだろう。自分のアクションプラン、他の方のアクションプランを通して「~したい」と思う事をまずやってみようと思い、行動化できた。具体的には他の方の「掃除をする、整理をする」というアクションプランを聞いているうちに、自分でも大掃除がしたいことに気づき3週間かけて完成した。病気のためにあきらめることばかり多い数年をすごしていたので、「~したい」→「~します」→「~できた!」というサイクルはとても新鮮で元気が出た。また「焦る気持ちに自分を支配されたくない」という気持ちが明確になったことは今後の力になると思う。小さな事では多少の外出をする勇気、そして自分にも出来るということも分かって気持ちが明るくなった。 

記入日:2010年11月8日